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音楽+英語+日本語のスペシャリストだからこそ・・・
● 文法さえ正しければ・・・と思っていませんか?
文法的に正しければそれでいい・・・歌詞について、そう思っている方も多いようです。けれど、 英語の作詞には作詞特有の技術が必要です。 例えば
単語の強弱アクセントとメロディーの強弱アクセントを合わせる
これがくるってしまうと、どれだけ文法的に正しい歌詞でも英語らしく聴こえません。英語は音(息)の強弱でアクセントをつける言語です。例えば import 。どの音を強く発音するかによって意味が変わります。
import(動詞:輸入する) import (名詞:輸入)
英詞特有のグルーヴ、メリハリあるリズム感の秘密は、この「単語の強弱アクセント」と「メロディーの強弱アクセント」の一致です。一方、日本語は「箸(は↑し↓)」と「端(は→し→)」など、高低でアクセントをつけます。ですから「単語の強アクセント」と「メロディーの強アクセント」がずれても問題ありません。日本語作詞の感覚で、英単語のアクセントや曲のビートを無視して作詞してしまうと、英語に聴こえない、宇宙語(?)のような歌になってしまいます。英作詞では、他にも
音符の数に沿った音節数の単語を選ぶこと
英詩の技術に沿って韻を踏むこと
などの技術が必要です。長くなってしまうので、詳細についてはここでは触れませんが(* 英語作詞についての詳細はメルマガ「英語作詞の123」(購読無料)で解説しています) 日本語作詞に比べ多くの制約があるのです。これらの制約(特にアクセントや音節数)を無視した詩は、歌詞とは言えません。例えば、日本語でも、俳句などは
五七五のリズムをまもる
季語を入れる
等の決まりがありますね。いくら正しい文法で書いても、この決まりを無視した詩は「俳句」ではありません。同様に、いくら正しい英語文法であっても、英詞の決まりを無視していれば「歌詞」とは言えません。英語作詞のプロが必要なのはこの為です。
「英語だけ」「音楽だけ」ではなく、「英語+音楽」の知識と経験を持った、英語作詞のプロが必要なのはその為です。
● 日本語の歌詞を英語に翻訳するだけだと思っていませんか?
“Poetry cannot be translated; it can only be recreated in the new language.” (詩は翻訳不可能である ; 新しい言語で再創造できるだけだ)
これは、英語作詞を目指す人の必須本 “THE COMPLETE RHYMING DICTIONARY”(1991) の一章 “On Translating Poetry(詩の翻訳について)(Pp.108~111)” の冒頭の言葉です。
“Translate it with absolute fidelity into another language, and the poetry is dead.” (Ibid., p.109)(完全な忠実さを持って別の言語に翻訳すれば、詩は死んだも同然)なのです。
翻訳したい言語に、原語と同じ意味、同じニュアンスの言葉が存在しないことはよくあります。そんな時、意味を忠実に訳したければ長々と説明するしかありません。『日本語が見えると英語も見える』(1994) (著者:荒木博之教授) は英語に翻訳不能な日本語の翻訳例をあげています(↓)。
「『けなげ』という日本語はまことに不思議な表現である。・・・英語で表すのは並大抵なことではない。そこで二語か三語使って admirably diligent and hardworking とすれば大分良くなるが、それでも弱小性、逆境性という属性が出て来ない。仕方なく as a little boy admirably diligent and hardworking under adversity とでもすることになる。」(pp.17-18)
as a little boy admirably diligent and hardworking under adversity とは、「小さな子が逆境のもとで、賞賛すべきほど勤勉によく働く様」です。正確に意味を翻訳するには これだけの説明が必要です。しかし、詩の一行をこんなふうに訳したらどうでしょうか。説明くさくなるだけではありません。上に述べた音節や音のメリハリ(アクセントとビートの一致)を無視してしまうので、詩としては死んでしまいます。歌詞 / 詩としてのクオリティを保ったまま精密に翻訳することは 残念ながら不可能なのです。
Office Shinpuh の英語作詞は歌詞の日英翻訳ではありません。皆様のイメージを別言語(英語)で“再創造”する。それが私たちの仕事です。
● 日英バイリンガルが一から”再創造”致します。
イメージを再創造するには、皆様の頭の中にある世界観や描きたいテーマ、ストーリー展開 ・・・ など、インスピレーションそのものを共有する必要があります( 日本語歌詞の直訳は避けています)。このインスピレーションこそが「感情に訴える力」の源です。その為、ご依頼者様と細部に渡るまで話し合う必要があります。Office Shinpuh では日英バイリンガルの作詞家がしっかりとカウンセリングさせて頂きますので、「こんな想いを伝えたい、こんな世界を描きたい」等、皆様の想いを日本語で 思う存分 お伝えください(日本語歌詞は必要ありません)。
● 英作詞、発音矯正は安心のガイドボーカル音源付きです。
せっかく素晴らしい英詞が完成しても、歌い手が英語のリズムを正しく再現できなければ台無しです。心を込めて作った英詞を最高の形で歌ってほしい。手本となるガイドボーカル音源をお渡しするのはその為です。
● 日英バイリンガルが日英言語比較に基づき、”日本人の為の”発音アドバイスを致します。
英語の発音が完璧な人(例えば、ネイティブスピーカー)ならば、日本人の英語発音を正しく矯正出来るでしょうか。 英語ネイティブ(特に日本語を苦手としている場合)は、発音の間違いを指摘し、お手本を見せることはできますが、何が違うのか、どうすれば改善されるかを説明してはくれません。依頼者が英語ネイティブの発音を正しく聴き取る能力を持っていなければ、何が悪かったかわからないままという事もあり得ます。
私は、これまで大手英会話学校や企業の英語研修で多くの日本人生徒に接し、発音を矯正してきました。更に、日本語講師でもあるので、日本語と英語の発音の特性をよく理解しています。だからこそ、英語の“L” “R”の舌の位置を日本語の「らりるれろ」の舌の位置と比較してご説明したり、 間違った日本人発音と正しい英語発音を目の前で再現したり・・・ 両言語を比較した的確なアドバイスを提供出来るのです。きっと「あ、そこが違ったのか!」「だから出来なかったのか!」とスッキリされる事と思います。
最後に・・・
Office Shinpuh の英詞家は、自身が日本から世界へ音楽発信し、海外で通用する英詞、英語力があれば活動範囲が広がることを身をもって体験してきたミュージシャン達です。皆さんも“言葉の壁”を超えて、世界のリスナーに音楽を届けてみませんか。